むつき庵とは?

ごあいさつ


排泄総合研究所
代表 浜田 きよ子

むつき庵がオープンしてもうすぐ4年になります。排泄用具や紙・布おむつの展示、情報の提供、排泄の相談を受けるといったことの他に、研修や勉強会といった活動をしています。

その中で、オムツフィッター研修が広がりを見せています。先日の研修には稚内の施設の方が参加してくださいました。地域的な広がりだけでなく、受講してくださる方がとても増えていて、定員いっぱいになってしまった月もあります。

排泄ケアは、暮らしのなかで最も重要なものです。介護する人にとっても、される人にとっても排泄ケアを見直すことで本人の暮らしも、介護も大きく変わります。「おむつが変わって姿勢がよくなり、そのことで食事もしやすくなった」「無理だと思っていたトイレでの排泄ができるようになった」。特別養護老人ホームで、事例の検討の重ねながら、利用者の大きな変化が嬉しくて、「あきらめなければ、いい方向に変わっていく」というのを実感しています。このような排泄ケアの見直しのためにも、知識や視点は重要だと改めて思っています。

オムツフィッター研修は、排泄ケアのための知識と気づきの機会。それに人との出会いの場所でもあります。同じ職種の人同士、違った職種の人との連携、どれもすごく大切なものです。そして私たちも研修を通じて多くの方々と出会い、学びあえるのがとても楽しみです。

とはいえむつき庵はこれからも研修のみならず、いろいろなことをやっていきます。各地に広がる「ミニむつき庵」など、地域で排泄の相談にのれる場所を育てていきたいですし、排泄用具の情報などもしっかり発信するつもりです。どうかよろしくお付き合いくださいますよう。

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オムツの役割とは

むつき庵でいろいろな方の相談を受ける中で、オムツの大切さを実感しています。配慮なく使われるオムツでは「脱オムツ」といいたくなりますが、お話をゆっくり伺いながら必要なものを丁寧に選んでいくと、それは介護者にも本人にも大きな役割をもつものになります。しかもオムツは、それを必要とする人にとっては毎日使う下着なのです。

そのようなオムツ類を使ってみて、とても喜んでくださった何人もの方々のことを思い出すと、そんな実感をもちます。近頃、「オムツの復権」ということばが頭に浮かびます。

- 浜田 きよ子

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